2012年03月23日 19:49
うちのははおや。
こんばんは、無有のかぁちゃんです。
今日は私の幼稚園時代の「豪快な母親」についてお話しましょう。
幼稚園時代、私は両親が自営業でしたので、ほぼ保護者は祖母でした。
みんな若いお母さんの中、いつもおばあちゃん・・・おばあちゃんは大すきでしたが、羨ましいなと思った事も数知れず。
遠足で東山動物園に行っても、よその子たちは全部回りきってると言うのに、私はおばあちゃんがチンタラ歩くものだからせいぜい2~3の動物を見れるだけ。しかもよったような、孔雀とか、その辺にいそうなやつ・・・。
ある雨の日でした。この日は私が怒って時間通りには登園しませんでした。
母と喧嘩したのです。原因は「絵本袋」。
みんな、お母さんの手作りの袋とか、流行のアニメの袋とか、やっぱりその辺、今も昔も若い母親は意識してます。
それなのに、私の母・・・。一体、何を持たせようとしてたと思います?
持ち手が象牙でワッカになってる、レースのヒラヒラの・・・こう、何ていうかオバサンとかがショッピングに持ち歩きそうなバッグなんですよ!絵本なんて入りゃせんし、気持ち悪いし。
結局、怒って「その袋、絶対に持ちたくない」と駄々を捏ねて、母親に持たせて登園しました。
それ以来、私はレースのヒラヒラとか、大嫌い。今も嫌いです。
別の日のことでした。
幼稚園から「空箱」を持参するように言われた時のことです。キリスト教の幼稚園でしたので、クリスマスにイエスだかマリアだか、とにかくそういう人に献金するんだそうです。献金箱のための箱ですので、みんな石鹸の箱(牛乳石鹸とかの)を持って来ていました。
それなのに、私のところ、洗濯洗剤トップの箱。昔のすっごいでっかいライオン油脂のトップ。ちなみに第一期なので名前は「ニュートップ」「ハイトップ」でした。ランドセルより大きいんじゃないかしら?それには先生も唖然。
一体、私はいくら献金をしたらいいんでしょう?クラス園児全員分の空箱を収めてもなお、余裕がある・・・。
またまた別の日。
今度は園から「鉛筆」を持参するよう連絡が入りました。
みんな「うずまきえんぴつ」とか「トンボえんぴつ」とか持ってました。
でも・・あれ?私の母親に持たせられた鉛筆はちょっと違ってた。
長さが50cmくらい、直径10cmくらいの、どっかの観光地のお土産みたいなブットイ鉛筆。上に消しゴムはついてるんですが、これまたジャンボで、消せば余計に汚れが広がる、みたいな。
とにかく幼稚園児の手では操作できないような鉛筆でした。
先生、呆れてました。
そのまた別の日。
幼稚園に兎を飼っていたので、キャベツの葉っぱを3枚ずつ持ち寄る事になりました。
私はなぜだか、家で持たされずに幼稚園に登園しました。
暫くすると、母がハイエースでキャベツを何箱も運んで来るではありませんか!
キャベツの葉っぱ3枚・・・でしょ?
あまりに多すぎて兎だけじゃ食べきれず、おやつで食わされるし、先生達分けて持ち帰ったそうです。
幼稚園なので普段は給食なのですが、たまにお弁当の時がありました。
やっぱりみんな、お弁当箱も可愛いキャラクターのものが多い中、何だ知らんけど、いっつも私は塗りの三段重。花見弁当じゃあるまいし。
あまりに嫌で怒るもので、とうとう見兼ねた、我が家の従業員さんが幼稚園児用のキャラクターのお弁当箱を買ってくれました。
勿論、私はランランです。機嫌も直り、母に「開けたらビックリするような、可愛いお弁当にして」と子供心満々です。
そしてお弁当の日がやってきました。驚きたいので中身を見ずに持って来ました。
開けた瞬間!
確かにビックリしました。でも、それは可愛い喜びのビックリとは程遠く、ギョッとするようなビックリでした。
驚愕。そこに描かれていたのは、何とも恐ろしいようなオバサンの顔???とにかく妖怪人間みたいな・・・。泣きそうになりました。無論、弁当箱の蓋で隠しながら見せないようにして食べたのは当然の話。
幼稚園児にして母のセンスの無さを知り、それ以後、一切、そういうお願いはしなくなりました。
週に1回、ヤマハ音楽教室のレッスン日だったので、居残り。
いつもは「歩きコース」なのですが、その日はおばあちゃんが一緒にレッスンに保護者として参加するので自転車でお迎えでした。
でもね。私はあの「幼児用座席」に憧れてたんです!
一緒に暮らしていた父方の祖母は、お店の仕事と家事と旅館経営をしていたので自転車は配達用。だから後ろの荷台に幼児用座席なんてつけてらんないんですね。
一方、700メートル先に住む母方の祖母は、新聞屋なので自転車はやっぱり配達用。しかも新聞屋専用自転車って後ろの荷台が新聞を半分に折った大きさなんで、でかいんですよ。そこにゴムシートとゴムバンドで一応、クッション性をよくしてくれようと祖母なりの配慮なのでしょうが、ケツ痛てぇし。で、幼稚園児にはあまりにも過酷で振り落とされて、その後、母方の祖母に自転車乗っけてもらう時は前のかごに入れられてました。前のかごも異様にでっかい。今は、たまに無有を新聞屋専用自転車のかごに乗っけて走ってます(笑)。
私の「強烈」な母親の、そのまた母親なので、正直「爆裂」。今、たまにブログに登場する認知症のオバアサンなんですが、「爆裂」のままボケたので、凄まじいですよ。今日は本当は一緒にランチをする予定だったんですが、低気圧で私が「眠り姫」だったのでまた明日にでも、「ババ孝行」してきます。
ちょっと外れたエピソードなんて毎日今でも起こり続けています。それを当然として暮らしていても、やっぱり集団生活に足を踏み入れてみると、自分が(我が家が・身内が)かなり「変」である事を認識せざるを得ない事が多々あります。だから私は集団生活が嫌いで協調性がないのかも知れません。価値観、相当ズレてるみたい・・・。
自分の常識が世間の常識とは一致しないこと。これは幼い頃から刻み付けられました。
ほいじゃあね。
今日は私の幼稚園時代の「豪快な母親」についてお話しましょう。
幼稚園時代、私は両親が自営業でしたので、ほぼ保護者は祖母でした。
みんな若いお母さんの中、いつもおばあちゃん・・・おばあちゃんは大すきでしたが、羨ましいなと思った事も数知れず。
遠足で東山動物園に行っても、よその子たちは全部回りきってると言うのに、私はおばあちゃんがチンタラ歩くものだからせいぜい2~3の動物を見れるだけ。しかもよったような、孔雀とか、その辺にいそうなやつ・・・。
ある雨の日でした。この日は私が怒って時間通りには登園しませんでした。
母と喧嘩したのです。原因は「絵本袋」。
みんな、お母さんの手作りの袋とか、流行のアニメの袋とか、やっぱりその辺、今も昔も若い母親は意識してます。
それなのに、私の母・・・。一体、何を持たせようとしてたと思います?
持ち手が象牙でワッカになってる、レースのヒラヒラの・・・こう、何ていうかオバサンとかがショッピングに持ち歩きそうなバッグなんですよ!絵本なんて入りゃせんし、気持ち悪いし。
結局、怒って「その袋、絶対に持ちたくない」と駄々を捏ねて、母親に持たせて登園しました。
それ以来、私はレースのヒラヒラとか、大嫌い。今も嫌いです。
別の日のことでした。
幼稚園から「空箱」を持参するように言われた時のことです。キリスト教の幼稚園でしたので、クリスマスにイエスだかマリアだか、とにかくそういう人に献金するんだそうです。献金箱のための箱ですので、みんな石鹸の箱(牛乳石鹸とかの)を持って来ていました。
それなのに、私のところ、洗濯洗剤トップの箱。昔のすっごいでっかいライオン油脂のトップ。ちなみに第一期なので名前は「ニュートップ」「ハイトップ」でした。ランドセルより大きいんじゃないかしら?それには先生も唖然。
一体、私はいくら献金をしたらいいんでしょう?クラス園児全員分の空箱を収めてもなお、余裕がある・・・。
またまた別の日。
今度は園から「鉛筆」を持参するよう連絡が入りました。
みんな「うずまきえんぴつ」とか「トンボえんぴつ」とか持ってました。
でも・・あれ?私の母親に持たせられた鉛筆はちょっと違ってた。
長さが50cmくらい、直径10cmくらいの、どっかの観光地のお土産みたいなブットイ鉛筆。上に消しゴムはついてるんですが、これまたジャンボで、消せば余計に汚れが広がる、みたいな。
とにかく幼稚園児の手では操作できないような鉛筆でした。
先生、呆れてました。
そのまた別の日。
幼稚園に兎を飼っていたので、キャベツの葉っぱを3枚ずつ持ち寄る事になりました。
私はなぜだか、家で持たされずに幼稚園に登園しました。
暫くすると、母がハイエースでキャベツを何箱も運んで来るではありませんか!
キャベツの葉っぱ3枚・・・でしょ?
あまりに多すぎて兎だけじゃ食べきれず、おやつで食わされるし、先生達分けて持ち帰ったそうです。
幼稚園なので普段は給食なのですが、たまにお弁当の時がありました。
やっぱりみんな、お弁当箱も可愛いキャラクターのものが多い中、何だ知らんけど、いっつも私は塗りの三段重。花見弁当じゃあるまいし。
あまりに嫌で怒るもので、とうとう見兼ねた、我が家の従業員さんが幼稚園児用のキャラクターのお弁当箱を買ってくれました。
勿論、私はランランです。機嫌も直り、母に「開けたらビックリするような、可愛いお弁当にして」と子供心満々です。
そしてお弁当の日がやってきました。驚きたいので中身を見ずに持って来ました。
開けた瞬間!
確かにビックリしました。でも、それは可愛い喜びのビックリとは程遠く、ギョッとするようなビックリでした。
驚愕。そこに描かれていたのは、何とも恐ろしいようなオバサンの顔???とにかく妖怪人間みたいな・・・。泣きそうになりました。無論、弁当箱の蓋で隠しながら見せないようにして食べたのは当然の話。
幼稚園児にして母のセンスの無さを知り、それ以後、一切、そういうお願いはしなくなりました。
週に1回、ヤマハ音楽教室のレッスン日だったので、居残り。
いつもは「歩きコース」なのですが、その日はおばあちゃんが一緒にレッスンに保護者として参加するので自転車でお迎えでした。
でもね。私はあの「幼児用座席」に憧れてたんです!
一緒に暮らしていた父方の祖母は、お店の仕事と家事と旅館経営をしていたので自転車は配達用。だから後ろの荷台に幼児用座席なんてつけてらんないんですね。
一方、700メートル先に住む母方の祖母は、新聞屋なので自転車はやっぱり配達用。しかも新聞屋専用自転車って後ろの荷台が新聞を半分に折った大きさなんで、でかいんですよ。そこにゴムシートとゴムバンドで一応、クッション性をよくしてくれようと祖母なりの配慮なのでしょうが、ケツ痛てぇし。で、幼稚園児にはあまりにも過酷で振り落とされて、その後、母方の祖母に自転車乗っけてもらう時は前のかごに入れられてました。前のかごも異様にでっかい。今は、たまに無有を新聞屋専用自転車のかごに乗っけて走ってます(笑)。
私の「強烈」な母親の、そのまた母親なので、正直「爆裂」。今、たまにブログに登場する認知症のオバアサンなんですが、「爆裂」のままボケたので、凄まじいですよ。今日は本当は一緒にランチをする予定だったんですが、低気圧で私が「眠り姫」だったのでまた明日にでも、「ババ孝行」してきます。
ちょっと外れたエピソードなんて毎日今でも起こり続けています。それを当然として暮らしていても、やっぱり集団生活に足を踏み入れてみると、自分が(我が家が・身内が)かなり「変」である事を認識せざるを得ない事が多々あります。だから私は集団生活が嫌いで協調性がないのかも知れません。価値観、相当ズレてるみたい・・・。
自分の常識が世間の常識とは一致しないこと。これは幼い頃から刻み付けられました。
ほいじゃあね。
Posted by 無有のかぁちゃん
│コメント(4)
ごめん ごめんね だってよくお土産にあったよね
太すぎてなんでこんなの作ったのかって思ってたもの
豪快なお母さん 素敵じゃないですか
まぁ当事者じゃないからこんなこと言ってるのだけど(笑)
親はなかなか越せませんね 越さなくてももういいや
尊敬してます まだバリバリ働いてるし 何やってもそこそこ
やっちゃうし頭いいし全然私にはかないません
レースひらひら今度着せてみせてね きっと可愛いと思う(^^)
やっぱりわかるよね?
あと、お土産の定番と言ったら、変な地名の入った提灯と、二等辺三角形のフェルトらしきもので作られた旗。本当にお土産の定番だったと思う。増えるとどこの家でも鴨居に並んでんの~。
木彫りの魚をくわえた黒い熊も、これまた木彫りの大黒様&恵比寿さんのペアもよくあるパターン。家は熊さんは踏み台にしてたが・・・。で、大黒・恵比寿ペアの木像は、汚れてたのでスチームクリーナーで掃除したら確かに汚れは落ちたけど、木の艶まで取れちゃって前よりも余計にみすぼらしくなっちまった。
あの「鉛筆」曲者だよね。
消しゴム消えるどころの話じゃないもんな。
刀で削るしか方法ないし、以前の問題、書きにくいし。
あんまり貰っても嬉しいもんじゃない。
世の中は弁証論で証明されるように
堅い話 vs 砕けた話
お利口さん vs 鈍くさいさん
どえりゃあ豪快な女性 vs 外米を縦にしか食べられない女性
まあ、その類いかな
ところで
>ケツ痛てぇし。
これが18歳の乙女が使う言葉か?
かぁちゃんだから許されるんです
先ほど外出先から帰り、お風呂から一合の時間を経て幸せのカキコの時間
18歳っぽく「ケツ痛てぇし」って使ってみたんだけど、若い子、こういう言葉よく使わない?わけのわかんない・・・。
私は正統派なので「お尻痛いし」ですわ。オホホホ。
和ちゃん、毎日ご苦労様。
何か忙しそうだね。お酒飲んでゆっくり寝てください。
あ。ミックたちの散歩どうなってるの?