今日は茂子と格闘した。名付けて「撃・落雷」。
その後の茂子。
今日はここまで学習できた!
犬の叱り方としては一般的に「無視する」と言う方法が今、一番多く支持されている。
でも、あくまでもこれは一般的であって、ウチは例外かも知れない。
ウチの犬たちの場合、過酷な生き方をしてきているから、人から突き放される寂しさを感じていない。
相手にされない悲しさを知らない。元々、突き放されていて、相手にされていなかった訳だから・・・。
だから、無視を叱る事に用いても効果がないのだ。
私は、茂子に叱る時、タイマンだわな。笑
真剣だよ、この空手四段の私がだよ(関係ないけど・・汗)。
今日は、なかなか咥えている物が出せない茂子。
気持ちもわからんじゃない。
今まで「自分の物」ってもの、与えてもらってないし。
ウチ、玩具買ってあげてないし。
でも、色んな場面で、咥えている物を離させる必要がある時が多々ある。
今まで、自分からポトッと落とすことができずに、私が取り上げる形で出させてたけど、自分で出してもらうように練習。
でも、慣れてないし・・・。わかってても、なかなか・ね。
嫌だから、唸っちゃったり。鼻に皺を寄せちゃったり。
いえいえ、断固、許しませんよ。
今日は、クレート(犬小屋)をひっくり返して、地獄の果てまでぼってやりましたわ。
そして、マズル(口吻)を思いっきり噛みついてやりました!
部屋は密室にして厳重にしていたのですが、命は尻尾を巻いて逃げだしました。全然、関係ないのに。笑
で、一通り叱った後は、ハグハグして、フォロータイム。
そして、最後は「有終の美」を飾って、練習はおしまい。
出来ました!!
自分からポトリとボールを出せましたよ。
やった~!茂子、えらいぞ。
めちゃくちゃ褒めました。
ウチの子らは、甘やかしているようで、結構厳しく学習させることもある。
基本、「芸」は一切やらせないし、普段は自由気ままにさせている。
ただ、人間界でペットとして飼われている以上、最低限のマナーだけは押さえておいて欲しい気持ちが強い。
それが「座れ」「伏せ」「待て」「来い」「付け」の5つなのだけど、本当はこの5つの中には色んな要素が混じってるのだ。
「来い」には、「私の元に戻って来なさい」の呼び戻しの場合もあれば、何か咥えている物を持って来い、と言う場合もある。
そういう、薀蓄はつまらないものなので置いておいて。
とにかく、万が一、私がいなくなったり、離れ離れになっても人間に嫌われないように(食いつないでほしい)・・・。
洗濯した服との間に隠されていたゴルフボール。
相方に「ちょうだい」と言われて、必死に隠しに行ったようです。
故意に離したと思われるゴルフボール。
怖いオバサン(私)の前で従順な態度でオベッカ使います。
みなさん、長文でごめんね~。
犬ってね、私らが考えている以上に何でもお見通しだからね、侮っちゃならないよ。
人間が本気かどうか、愛があるかどうか、信頼できるかどうか、そんなもの、いっつか見透かされてますだ。