広島の土砂災害。
懸命に捜索してくれてるのが、人間だけじゃないってこと。
真っ黒になりながら、足を怪我しながら、災害救助犬が尽力。
ミックスの子、処分寸前だった子だって。
こちら
延べ84頭が参加してるそうです。
がれきで脚を怪我しても、釘やガラスで血だらけになっても、決してひるむ事なく体力の限界まで探し続けるそうです。
捜索現場捜索のため生体臭、死体臭を事前に覚えさせられているそうです。
犬は生死の判断はつかず探していて、生存者を探すことに喜びを、感じていると言われています。
瓦礫下に人間がいると知らせた場合、その被災者が生きているか、死んでいるかで犬ははっきりと違った反応を起こすそうです。
自分が見つけた被災者が亡くなっていた場合、目に見えるほどショックを受けるらしい…
震災の時に
「救助犬は生存者を発見できないと非常に落ち込むので時折スタッフが生存者役で発見されてあげます」
「救助犬はお芝居だと理解していると思うのですがそれでも喜んでくれます」
と、レスキュー隊の人が語っていたのを覚えています。
その中の夢之丞君(ミックス)は、殺処分寸前だったところをNPOスタッフに引き取られ、訓練を重ねてきました。
出典:www.peace-winds.org
初めての災害現場となった今回は、20日に押し潰された家屋から1人の遺体を見つけました。
2010年11月、生後3~4カ月だった夢之丞は、広島県動物愛護センター(同県三原市)のガス室前にぽつんと置かれたケージの中でおびえていたそうです。
ガス室が満杯になり、殺処分が延期されたところだったところ、偶然センターを訪れていた、国外の紛争や災害の人道支援をしているNPO「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ)のスタッフ、大西純子さんが腕に抱いたそうです。
すると自分の番が来たと直感したのか、小さな体が約30分間小刻みに震え続けたといいます。
まさに、運命のいたずらです。
一度は人間に捨てられた夢之丞君が、今、人間のために力を発揮しているのです。
警察犬は地面の臭いをかぎ、生存者や犯人などを探し出すのに対し、災害救助犬は空気中の臭いから生存者を発見します。
災害救助犬は、その鼻の使い方が警察犬と異なります。
警察犬が鼻を下向きに使うのに対して、災害救助犬は空気中の浮遊臭をかぐため、必然的に鼻を上方向に向けて使うのです。
警察犬は、犯人や特定の個人の匂いを覚えさせて、かすかに残った匂いをたどりながら犯人を追いかけますが、
救助犬は、捜すひとの匂いがわからなくても、空中に漂う浮遊臭を察知し匂いの素をたどって、行方不明者を自分の力で捜し出します。
これは警察犬にはできない技術なのです。
私は本当に人間も犬も素晴らしいと思います。
ただただ、ありがとう、って伝えたい。
私が現地に行っても、邪魔になるだけなので、自分のできる事で支援しようと思います。
みなさんも、どうかどうか、応援してあげてくださいね。
こういった多数犠牲者が出る自然災害は、神のイタズラなのでしょうか?
私たちが今まで地球にしてきた様々な意地悪が、今、自分の元へと返って来てるのかもしれませんね。
文明の発達は、便利と同じ分の不便を我々に与えます。
光と影の関係です。
でも、何か・・ここから学ぶべきことが、伝えて行くべきことが、必ずあるのだと思います。