すごく疲れた訳
今日はすごく疲れました。
オバアチャマのデイサービスの送り出し。
たったそれだけの事。
でもね。
人間って、嘘をつくとき、かなりのエネルギーを要するみたいです。
疲れますし、疲れました。
相手が認知症であっても、やはり自責の念に駆られます。
今日、デイサービスに行くバスが9時40分のはずでしたが、遅れてきました。
オバアチャマには・・・
「浄水が拓けたんで、コーヒー飲んで、銭湯に入って、ランチして帰って来ましょう」
って・・・。
嘘ですよね。
正解は
「デイサービスに行って、お茶色した白湯を飲んで、全身洗浄して、給食食べて、お遊戯して帰って来ましょう」
です。
はぁ~っ。
車に乗り込む振りをして、「あっ!!」
「ガスを消し忘れたので、後からすぐに車で追いかけます」って・・・。
走って物陰に隠れました。
なんか、騙してるみたいで、すごく辛くて。
認知症の人は、確かに記憶は残りにくいとは思います。
でも、感情や洞察力などは、認知症であってもきちんと残ってます。
これは誰のためにやっていること?
自分に質問しても、「オバアチャマのため」って回答できないんです。
自己満足なだけじゃないのか?
私は私自身がオバアチャマの汚いのに対処できないだけじゃないのか。
逃げてるのかなあ。
オバアチャマ、本当にごめんなさい。
できない奴です、私。
あなたの思うようにしてあげたい。
でも、結果としてあなたをいつも不穏にさせてしまう。
あなたの笑顔を見るためにはどうしたらいいですか?
あなたが望んでいることが、理解できません。
ごめんなさい。