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認知症って・・・

2014年07月23日 20:02  

認知症って・・・

今日、相方がお休みだったので。
朝の6時から相方、桃をちぎってくれました。
私は朝寝してました。

暖香で今日のサンドイッチとアイスコーヒーで、慰労会。笑
そのあと、心の充電が完了されていたので、ちょっとゆとりが。
おばあちゃまをお風呂に入れよう、と。

結局のところ、お風呂の準備はしましたが、おばあちゃまを入れる事はできませんでした。

そして、今日は相方も私も切れてしまいました。

「普段から見てくれてる訳じゃないのに、こういう時だけ偉そうに来て何様気取りのつもりだ?」
この言葉、きつくてね・・・。

「よそ者のくせに、ウチの事なんかに世話焼くのなんて、迷惑だわ。誰も頼んでもおらんのに、大きなお世話」
よそ者・・・。

確かにそうだよね。
よそ者だ。
普段からお世話できてる訳じゃない。
なんか、涙出てきそうになっちゃって、ぐっと堪えた。

いやいや、自分の不甲斐なさに、ね。
おばあちゃまを説き伏せる事もできなかった。
おばあちゃまに嫌な思いをさせてるだけなのかも。

認知症のケアとかって。
本人が望むことをその通りにしてあげる事が、本人にとって幸せなの?
それとも、
本人が望んではないけれど、環境を整えてあげることが、本人にとって幸せなの?

私はセンショこきなだけ?
自己満足だったんだろうか。

すっごく凹んだ。

それでも、相方が洗濯機を回してくれていたので、ハンガーありったけ持って、洗濯物は後から干してきました。
ほんの30分くらい前に、憤っていたオバアチャマ。
外でオイオイ泣いていた。お風呂に入りたくなくて。
でも、洗濯物を干す時には、もうそのこと自体、忘れてました。

病気がそうさせているとは言え、なんかとっても疲労困憊しました。

ただ、今日の進展。
弟の息子がちょうど、この光景を一部始終見ててくれてた事。
息子を巻き込みました。
「お父さんに、介護認定をしてもらうようにお願いして」って。

少し明るい兆しが見えてくるような気がします。
ただ、言葉の暴力・・・相手が理性欠落の病気でも、それが的を得ているのでキツイ。
羞恥心と言うよりも、プライドなのかな。
自分ではできないのに、実際にできてないのに、世話になりたくない、って言う・・・。

お風呂好きだったオバアチャマ。
だのになぜ?

お風呂の訪問サービスだけでも、利用できる展開に期待してます。



Posted by 無有のかぁちゃん │コメント(14)
この記事へのコメント
かぁちゃん一昨日のNHKスペシャルの認知症見た?
認知症ケアのユマニチュードもやってたけど
すごくいい番組だったよ♪
Posted by ぷ~ぷ~ at 2014年07月23日 20:58
こんばんは♪
認知症…ほんと大変…
家の母は要介護5だったの

手術のショックで認知症になり2か月後突然戻ったのよ普通に(。>д<)先生もびっくり!びっくりなのは私たち家族(笑)

手術後意識が戻ったら認知症に…毎日病院に通い、毎日罵倒され…怒りまくって叫びまくる…
ご飯も食べなくて激やせでこのままでは餓死すると先生に言われて…でも頑固過ぎて何も食べてくれず…点滴も抜くしと大変な2か月でした。

たった2か月ですが認知症の介護の大変さが少しだけわかります…

無有のかぁちゃん…頑張って!!
Posted by レイラレイラ at 2014年07月23日 21:16
ぷーちゃん

それ、知らなんだ・・・。
観たかった。
今、ユマニチュードが一番、関心あるの。
認知症ケアで、ね。

自分が疲れてる時、なんかね、優しくなれない。
肯定ばかりしていられなくなっちゃう。
今日はちょっととげとげしい言葉で、どれだけオバアチャマを傷つけたことだろう。
オバアチャマのために、が、自分のために、とか、周りのために、になってしまってたのかもしれない。
認知症の人のプライドを一番に考えてあげるべきなのか。
それとも、それを取り巻く人たちの影響を一番に考えるべきなのか。
もう、今の私、ちょっとわかってない。

その番組、再放送してくれないかな。
ダビングしてあるわけないよね?
Posted by 無有のかぁちゃん無有のかぁちゃん at 2014年07月23日 21:40
かぁちゃん、ご無沙汰してます^^;
私の母は、パーキンソンからくる痴呆を患っていました。自分の中で完全に分からなくなるまで、とても歯痒かったようで見ていて辛かったです。やはり、不安やプライドとの戦いはあったと思います。
親身になって介護?している父に対して『ありがとうございます、どちら様でした?』とテレビドラマのように言った時には悲しかったです。
介護認定がおりるといいですね。我が家もそれで、ずいぶん気持ち的にも体力的にも助けてもらっていました。
避けられない現実ですが…やはり他人事でなく辛いです。
Posted by ぽちこぽちこ at 2014年07月23日 21:40
レイラさん

その不思議な現象・・・結局、どう今の医学で捉えられるのだろう?

要介護5になると、ほぼ寝たきりって状態だよね。
この短いコメントの文章から、ものすごく大変さが伝わってくるのは、自分が今まさに程度は違えど、介護と言うものを体験してるからなんだろうな。
今まで気づけなかったことに色んな視点で気づかせてもらえるのは、謙遜でも何でもなく、本当にありがたいと思ってる。おばあちゃまがいるお蔭で、私は色んな体験させてもらって、色んな学びを得てる。

でも、自分にゆとりがない時、そこまで思っていられないのが現状。

ウチは相方さんが、その手のプロです。医療福祉分野、医療従事者です。その相方さん曰く、既に要介護3以上だと思われるとの事。まだ4には至ってないかもしれないけど、長谷川式をやらせると高得点が取れるだろうから、人によっては(ケアマネの)軽くみられるかもしれない、って。

こちらはね、食欲がある。って、言うか、腐ったものでもわからないで食べちゃうので、お腹下しちゃったりする。オムツ使ってない。オムツを流してしまうから。24時間監視していられる状況でないので。
でも、パンツには大概、排泄の痕跡が見られる。
満腹中枢が狂ってるのか、食べたこと忘れて食べちゃう。
だから145センチくらいの身長で145センチのウエスト。まるでドラえもんの認知症バージョンだ。

傷つくこと、多いけど。
でも、なんか放っておけないな。
優しいからじゃなく、何でだろ。
やっぱりお節介なのかも。私が。

レイラさん、こういう体験談はものすごく励みになります。
ありがとね。涙ちょちょぎれた。
また、いろいろと教えていただけると助かります。
とても貴重なコメントでした。感謝です。
Posted by 無有のかぁちゃん無有のかぁちゃん at 2014年07月23日 21:49
ぽちこさん

お久しぶりです。お元気でした?
コメント、ありがとう。

うんうん、ものすごくその有様が臨場感あふれています。
とても会話のキャッチボールが上手なのですが、本人、全然わかってないのです。だからこのコメントの意味が痛いほどに理解できてしまいました。

パーキンソンはさ、オンとオフでものすごく違ってるでしょ?
人柄と言うか、人間そのものが本当にスイッチがついてるかのように、病気は悪魔だよね。
ずっと同じ行動を繰り返してたりさ、見てて辛い。

でも、本当は誰だって、こんな事、大っぴらにはしたくないよね。
ごめんね、何かそう駆らせてしまうようなブログ記事にしてしまって。
本当は隠しておきたい。と、言うか、関わらないでいいのであれば関わりたくない、って思うこともある。
みんなにわざわざそれを公開する意味なんてあるのか?とか。
葛藤続きだよ。

でも、私は、みんなにこうやって救ってもらってる。支えてもらってる。
多くの先輩方のこういった貴重な意見が私を支えてくれてます。
そして、一人じゃないんだ、って奮い立たせてくれてます。
自分が弱っちいからね、折れてしまいそうだからね、みんなを巻き添えにしてるの。笑

介護認定、おりるといいです。
そういう方向に事が運んでくれること・・・それがまずスタート地点に立つための道のりかな。
そこから、さまざまに大変な事が起きてくるのだろうけど。だけど、この身に起こる事は、すべて乗り越えられると信じてる。
カッコつけてるんじゃなく、そう思ってないとやってられないから。

ぽちこさん、ありがとう。
感謝です。
Posted by 無有のかぁちゃん無有のかぁちゃん at 2014年07月23日 21:58
うんうん、あのね、いいと思うんだ。言いたい事、いっぱい吐けるのがココだし。
『誰か助けて!』って吐いたら、きっとすごい人数のブロガーさんが集まるのもココだと思う。

私なんて、作品ブログで、ブロガーさんだけでなく、(大げさ言うと)全国から作品についてのお問い合わせもあって、とても対応できなくなってコメント欄をしめちゃったけど、実は寂しかったりもあるんだ^^;
だから、みんなのところで、こうしてお喋りしたりしてる(笑)。

ブログやってる人は、やっぱり誰かと触れ合っていたい人だと思ってます。
かまって欲しい、褒めてほしい、認めてほしい、間違ってれば教えて欲しい、ってね。
だから、私は、かぁちゃんのような『人間味のある』ブログが好き。正直でね。

あ、喋り過ぎた。
久しぶりなのに、ずいぶん偉そうで、すみません(*_*)
また、どこかでお会いする機会あるかな?
その日を楽しみにしておきますね♡
Posted by ぽちこぽちこ at 2014年07月23日 23:02
NHK・TV観たよ、ちょこっとメモった

オイラんちのパターンと同じや
主たる介護者が、介護認定受ける気が無いと難しい
受けてきた教育、世代によっても考え方ぜんぜん違うし

主たる介護者になると名乗りをあげるのも相当な覚悟いるよ
24時間365日戦えますか、的な

なんも手助けしてあげられなかったと後々悔いないようガムシャラに突っ走るか
主たる介護者におまかせ“感謝して”金出すが口出さず
鈍・鈍・楽(城山三郎)的な境地もまた難しや
Posted by りんこりの at 2014年07月23日 23:53
かぁちゃん。
私ね。
母がアルツになって
母自身が「おかしい」って気付いた頃があったんだよね。
その頃、辛かっただろうなーって思う。
だから、どんどん認知がすすんでいった時
あ~この人は、いろんな事、辛かったことやしがらみ
忘れて、どんどん楽になれるのかなーって思ったよ。

糖尿病に癌だったからねー。
ほんとなら、痛く辛い治療の日々を
「痛い」とも言えず、我慢してただろうに。
それが、看護婦さんやお医者さんに悪態して。
私、何度噛みつかれたことか。笑。
「オマエなんか死ねっ!」なんて言われたりもした。
それが、人間のほんとの気持ちかもしれないな~
って思ったよ。
だって、人って、本来、嫌な事、痛いことされるの嫌じゃん?


私が娘なんて、とーに忘れちゃってたけど
「あれ~?あんた見たことある?」とか
「可愛い顔してんねぇ~」とか言われると嬉しかったです。
ヘルパーさんの記録に
「娘さんの名前を呼んで、今日は来ないの~」
なんて言ってましたって書かれてると嬉しかったです。

キレてもいいんですよ~。
有り難いことに、明日は忘れてくれてます。

無理はしないで。
一番は、介護者が元気でいること。
疲れちゃダメですよ。

偉そうなこと言いましたが…。

お風呂なんて入らなくても大丈夫ですよ~。
うちの母なんて、あそこがカビちゃってましたもん。

それでも、私の母ですもんね。
Posted by はなまま*はなまま* at 2014年07月24日 00:18
春ちんは父も母も見送りましたのでかあちゃんの苦労は痛いほどよくわかります
介護というのは本人だけではなくその家族のケアも対象だと思います
ブログをいつも拝見させてもらっていますが、よくぞここまで自宅で介護しているなと感心していたのが本音です
やっぱりかあちゃんはもう限界なのでしょう
ここらで専門家に任せたほうがいいと思います
例えば一時だけでも・・・
それには皆さんも言っておられますが介護認定が必要ですよね
相方さんも幸いにその道の専門家みたいですし、きっと最善の方向が決まってくると思います
デイサービスを利用するとか在宅サービスを利用するとか、たまにはかあちゃんも自分へのご褒美が必要なんですよ
Posted by 春ちん春ちん at 2014年07月24日 00:30
ぽちこさん

ありがとね。
もう、感謝以外、言葉が見つからないね。
ぽちこさんの場合はコメントに副作用が出ちゃったみたいだけど。汗
だからね、私はぽちこさんのこういったコメントとか、本当に大歓迎、そしてすごく嬉しい。

私はさ、頭ん中が子供だから、喜怒哀楽が激しいのね。
人間味があるわけじゃないんだと思うけど、そんなふうに言ってもらえちゃうと、やっぱり調子に乗っちゃうがね。笑

喋りすぎた、って。笑
全然。
偉そうなんかじゃないし。
すみませんなんて言わんでおいて♪

このコメントのやり取りもご縁だと思ってます。
必要であれば、必要な時、必要な形でお会いできますよね。
その時はめっちゃお互い、弾けちゃいましょうね。
うん、物事は一番よいタイミングで一番よい形でやってくる。
私たちは待ってればいいだけね。笑
Posted by 無有のかぁちゃん無有のかぁちゃん at 2014年07月24日 10:09
りんこりのちゃん

NHK見たんだ。いいなぁ。
私、要望欄で再放送のお願い出してみるわ。

そう。
介護者(主)は時々見てご機嫌をとるのとは違う。
いつも三食を気にして、周りの目も気にして。
だから弟には感謝しか浮かばない。

でも、誰かが我慢しなくちゃならない環境は否めない。
みんなが我慢しなくちゃならない。
それをもうちょっと違う形で、我慢を幸せに変換できないものかな。

主の介護者は正直、コンビニと同じだよね。
365日24時間年中無休。
だからこそ、少しでも手助けできたら、と思うけど。
どこまで介入してよいのかもわからんな。

りんこりのちゃんの言ってる事、身に沁みます。
すごく本意をついてる。
Posted by 無有のかぁちゃん無有のかぁちゃん at 2014年07月24日 10:16
はなままさん

はなままのこの手の体験談は説得力があり、そしてなおかつ、安心感が得られる。

いつもはなままのコメントは涙が出てくるな。

「それでも私の母ですもんね」

うん、そうだ。
誰が何を悪言っても、忘れちゃいけないのは、これだな。
周りの目とか噂じゃなく。

ねぇ。
食いつかれたり、言葉の暴力を受けた時、
率直に、何を思った?
怒り?それとも哀しみ?
理性で処理した?感情が出た?
・・・ごめん、変なこと聞いてるけど。

私も、ちょっとしたことでうれしいです。
本当にちょっとした言葉に一喜一憂してしまう。

「キレてもいい」
この言葉に救われました。
ありがと。

何が本当に本人にとって幸せなのか。
それを探していくことが介護なのかもしれないね。
どんな方法であってもそこに正解も不正解もない。
頭じゃわかってはいるんだけどね。
気持ちが追い付いていかないのが、本音です。

ありがと。
Posted by 無有のかぁちゃん無有のかぁちゃん at 2014年07月24日 10:23
春ちん

春ちん、私の気持ちは公的サービスを受けたい、介護認定を受けて、デイに通わないまでにしても、在宅サービスを受けたい、ってのが本音です。
でも、やはり、第一の身元引受人である弟の気持ちや立場を置いてけぼりにはできない。
私たちがたまにオバアチャマの面倒を見るのが大変だからって、弟が毎日食事をさせたりしてくれるのと比較対象にはならんと思ってる。

それと、どこか・・・
弟が優しい性格なのか、誰が見ても「要介護3以上」と思えるところ、「認知気味」とかって捉えてるし。
それが男の子と女の子の違いなのかなぁ?

私が本当はずっと付き添っていられたらどれだけいいかな、と思う。
でも、そういうことをすると、弟にも迷惑がかかるし、オバアチャマも監視されているようで気分よく思わないだろうし。
いつでも駆けつけれるようスタンバイしつつ、出来る事まで奪わないよう見守るのも必要だと思ってます。

ほんと、この状況が進展してくれること祈りたい。
介護認定を受けて、自宅でお風呂に入れてあげる事ができたらな。

今、傷んだ食べ物とかも、どうも理解できてないみたい。
味覚が音痴になっちゃうのかな?
誰が見ても黴になってしまった食べ物とかを猫にあげつつ、自分も食べてるのを見た時、愕然として力が抜けました。
捨てたら、また拾って来てありました。

もうちょっと何か捨てる方法とか考えないといけないな、って。


春ちん、いつもありがとう。
私も春ちんに言われてから、自分にご褒美を取り入れるようになれました。
頑張らなくちゃならない
から、頑張るけど、でも、自分も大切にするよ
って、変わりつつあれます。
春ちんのお蔭。
ありがとね。
Posted by 無有のかぁちゃん無有のかぁちゃん at 2014年07月24日 10:31
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