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2014年06月04日

2014年06月04日 22:10  

★号外★咬傷です!!

プリマヴェーラのらむ美さんが骨折して、実は密かにかなり心配してる私。
ひび割れも骨折ですし、そっちのほうが治りも悪い。

でも、人間って注意してる時にはあんまり怪我とかしないみたいね。
違うことに気を取られていたり(らむ美ちゃんの場合、まさにこれね)、
油断ってか、何の気なしにポケ~っとしてる時(私はこれ)に怪我するね。

今日、茂子に食いつかれたの。
右手中指、咬傷により負傷。
これは鍵盤取り扱いには致命傷。
21日には審査会があるって言うのに・・・。

で、もちろん、食いつかれた以上にひどく茂子を食いついてやりましたし、落雷も激昂でしたわ。

原因は暗がりの中で茂子の姿があるかどうかを確認するために、無造作に触ったこと。
もちろん、普通であれば「犬に迂闊に手を出さないように」ってことなんだろうけど。
私にとっては違います。
「犬に不意に手を出す人はざらにいる」
これが現実なんです。
その時に「手を出すから悪い」はもちろんなのですが、負傷させるとやはり厄介です。
だから「歯を当ててはならない」ことを体を張って教育するのが飼い主の責任であると思うんです。

犬には「歯を当てるということは命の存続の危機に関わる」ってことを教え込むんです。
その際にはガチです。で、ないと容易に彼らには見透かされます。きちんと伝わります!!
人間が思っている以上に、彼らの察知能力は高いです。言葉を使わない分、長けています。
「感情」で怒ると馬鹿にされます。「理性」で叱るのです。

自分を守るために歯を当てる、と言う考え方もあると思います。
でも、それは野生の話であり、今の人間の管理下に置かれている犬たちにとっては寧ろ、自分を守るために歯を当てないことの方が重要です。

私の生傷が増えるごと、癒えるごとに、犬たちは確実に成長しています。
茂子も同じです。
茂子は柴犬ですが、柴犬にありがちなネガティブな特徴、ほとんど払拭しました。
その是非もあると思います。特有とか特徴、犬種の個性を重要視する人もおられると思いますので。
でも、社会的に見た柴犬の素性とかじゃない、ウチにとっての家族としてのあり方が重要なんだと思います。

今日、また私と茂子の絆が深くなりました。
叱るって行為は本当に体力を消耗します。でも、叱ってそのまま終わらせてはいけないです。
そのあと、フォローが絶対に必要です。
「あなたは、これほど愛されているんだよ」ってことを伝えるんです。
ウチの場合はハグです。ムギューってします。
開いていた瞳孔も落ち着き、体の表情、顔の表情も柔らかくなるのが実感できます。
そこで解放です。
いつまでもネチネチしてると、せっかくの絆が取り消しになってしまいます。

とりあえず。
健全な子以上に、過去に問題を抱えていた子たちに対する教育と言うのは、神経を使います。
が、それ以上に両者、得るものが多いことも忘れないでいてください。
ペットは、私たちが選んでいるのではありません。
私たちが、ペットに選ばれて家族になったんだってこと・・・。


塩田妙玄 「ペットがあなたを選んだ理由」より。
是非、読んでみていただきたい一冊です。(あ。続編もあります)


  


Posted by 無有のかぁちゃん │コメント(12)